女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話2 紹介感想

女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話2 紹介感想

※この記事は所要5分程度であらすじ、全体の感想・ネタバレ感想を語る紹介感想記事です。ネタバレを回避したい方はネタバレのバナー前までお読みいただき、作品を読破した後に続きをご覧いただければ幸いです。

ストーリー・あらすじ

『鞠佳は私のものだって、ちゃんと首輪をつけておかないとね』

鞠佳と絢は恋人同士。モテ系JKの鞠佳に、バリタチ美人の絢が言う。

「私たちが付き合ってること、クラスで言ってもいい?」
「ありえないから!」

ずっと一緒に居られるように。鞠佳はアルバイトを、絢は人間関係をがんばってゆく。
しかしそんなある日、誘い受けの鞠佳に女難の兆しが見えて……?
甘さ120%アップで紡がれる、幸せな日々を描いたラブコメディ。

身も心も落とされた鞠佳の戦いは、続く──。(Amazonより引用)

全体感想
付き合い始めた2人だが、絢が積極的にカミングアウトしたがる。
私達が付き合っている事をクラスメイトに言っていいかと鞠佳に言い出したり、
友達女子グループの中で付き合っていると公言して、それに翻弄される鞠佳。
それも当然で鞠佳は女性を寄せ付ける魅力を持っているので、公言することで変な虫がつかないように予防線を張りたいのだろう。
普段の付き合いやダブルデートでの思い出を重ねていく2人だが、そこに怪しい影が出現する。
鞠佳がバイト先の先輩に告白されてしまう。苦悩した鞠佳の出す答えとは……

ネタバレ感想

前巻で付き合う事になった2人なので、基本的にそこにどうアプローチをかけてくるのかなと思っていた。
私も以前からよく言っているが、付き合っている事を隠すとろくな事にならない。という持論があるので、
私は絢のカミングアウトに基本的には賛成です。これは同性でも異性でも同じだと思っているが、男性同士の場合は……黙っていたほうがいいね。
これは差別とかではなくて、特に日本社会は百合には寛容でも男性同士にはなかなか理解されないという問題があるわけです。

さて、今回の内容は基本的に肯定出来るし、思春期の女性をしっかり描いていると思う。
私の中では印象に残ったのがこの文でした。

「がんばれる力も才能って言葉があるけど、あたしはその言葉があんまり好きじゃない。だってがんばれない自分を正当化しちゃうみたいだから。」

あー。そっか。と思いました。私もよく使うんですよね。自分にもっと頑張れる才能があれば良かった。
そうしたら夢の1つくらいはかなっていたのかもしれない。と。
でも、こういう考え方もあるよなって思いました。頑張らない自分を正当化してしまう。
うーん。でも正当化してるというのもちょっと違う感じで、言い訳でもなくて。
それってそこに存在してる何かみたいなモノで、普通の人には備わっていない部分でもあって、
特別な感じなんですよね。秀才が天才に嫉妬するような感覚というか。上手く表現出来ていないかもしれないけど、
頑張るとか継続するという才能は身に付ける事が難しいスキルだと思っているんですよね。
だから皆求めるし、それがない事を悔やむ。
でも、こういう考え方をするからこそ頑張れるのかもしれないと思うと、それはそうだよね。と。
なので、人間ってのは考え方がポジティブなのかネガティブなのかもすごく影響しているんだろうなとは思う。
生きていれば辛い事の方が多く感じるというか重く感じるのでいかにポジティブに生きるのかも大事なんだろうなと、
読後にこんな事を感じています。
本の内容はもっと軽く読めるので気負わなくてもいいんですが、私にはここの部分がすごく重くのしかかってきて、
こんな感想を書いている次第です。出来る限りポジティブであろうという気持ちにもなりましたし、読んで良かったと思います。

今回はダブルデートや、ストーカーのライバルが出てきたりしますが、そこを乗り越えてさらに絆を深めていった絢と鞠佳と冴の今後に大注目して次巻を読みたいと思います。

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