三角の距離は限りないゼロ3紹介感想

三角の距離は限りないゼロ3紹介感想

前巻と1巻の紹介はこちらから

※この記事は所要5分程度であらすじ、ネタバレ感想を語る紹介感想記事です。ネタバレを回避したい方はネタバレのバナー前までお読みいただき、作品を読破した後に続きをご覧いただければ幸いです。

ストーリー・あらすじ
文化祭実行委員なんて、柄じゃない。でも僕らの関係を変えようとする春珂の願い、春珂を想う秋玻の気持ちから委員として動き始めた僕は、かつての僕を知る庄司霧香と出会う。再会なんてしたくなかった。霧香は僕が別れを告げたはずの「過去の自分」を育てた人だから……。
 華やかな文化祭の裏側で、彼女は僕らの恋に隠れた、何より僕が隠した欺瞞をこそ残酷に暴いていく。
 もう戻れない僕らの関係。揺さぶられる『僕自身』のあり方。そして、舞台の幕が上がる――。
 僕と「二重人格」の彼女たちが紡ぐ、三角関係恋物語。(Amazonより引用)

ネタバレ感想

前巻のラストで春珂から告白された所からスタートです。
当然ですが秋玻がいるので振られてしまいます。それでも諦めないという彼女との今回のテーマが文化祭。
文化祭実行委員になった矢野と春珂(と秋玻も)だが、顔合わせで合同開催の相手校に来た途端に過去に決別した庄司霧香と出会う。
自分が素で生きていく為に演じる自分を捨てたと同時に疎遠になっていた霧香。
彼女と出会い、演じる自分との葛藤に再び飲み込まれていく。
どうしても演じていた頃の矢野を取り戻して欲しい霧香と、取り戻したくない矢野。
共同ステージの出演交渉も難航しつつ、なんとか霧香が切り抜ける糸口を掴むのだった。
怒りながらも変化を一部肯定する秋玻とそのままで良いという春珂。
矢野は答えを出せないまま文化祭を迎えるのだが、霧香の策略もあり、過去の演じる自分を無自覚で実行させられてしまう。
その時の高揚感や成功体験が矢野をさらに考えさせられる結果になる。
最終的に秋玻が、春珂と同じ場所に降りるために矢野との別れを切り出します。
一度関係を整理して矢野を取り合おうという宣言をします。
今回の内容ですが、私も学生時代演劇部だった事もあり、文化祭では比較的要職を任されていたりしました。
そういった経験から学生時代にこういう体験をするのは非常に良い事だし、過去を振り返っても良い思い出として残っています。ぜひ学生の方がいたらこういう物には積極的に参加してもらえたらと思います。
さて、感想ですが霧香のような人がいてくれたら学生時代もっと楽しかっただろうなと思いながら読んでいました。
自分もそれなりに演じる事をしていたと思うのですが、それはやっぱり恋愛だったり、友人関係の延長だったりで、
純粋に演じるという事では霧香はすごいと思います。
最近チラムネや友崎くんとかで陽キャも苦労しているって作品が出てきていて嬉しく思っています。
それはそういう努力ってしないとそうはなれないという事をどちらかというと陰キャの部類の人が知る事が出来るようになったからという事です。そういった意味ではこじらせる人が減るかなと思うのでそういう部分でオタク文化が変わっていくのも嬉しいなと思います。
恋愛については今巻では進展がないようで結構進んでるんじゃないですかと思ったりします。
心境の変化をうまく物語に合わせてくれているので苦痛になりません。この先が楽しみです。
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